1977-04-07 第80回国会 参議院 予算委員会 第15号
同時に、たとえば林野庁の山腹砂防をどうしてもらうか、あるいは建設省の渓流砂防をどうしてもらうか、特に砂防なんか非常に大きな問題になろうかと思いますが、そういう災害対策面につきまして、私から主計局に対しても十分検討してくれということを、これは早くから申してございます、あの当時から。
同時に、たとえば林野庁の山腹砂防をどうしてもらうか、あるいは建設省の渓流砂防をどうしてもらうか、特に砂防なんか非常に大きな問題になろうかと思いますが、そういう災害対策面につきまして、私から主計局に対しても十分検討してくれということを、これは早くから申してございます、あの当時から。
また、農林省も山腹砂防等を十分にやっていただかなければならない。特に危険個所のところはなおさらそうです。 でありますから、私は今度のこの事件を契機にしたというわけではありませんけれども、実は私の県でも昔、加太というところで川の中へやはり同じような事故で汽車が突っ込んでたくさんの死者を出したことがある。
そこで一つは、いわゆる有名な瀞八丁の観光を含めて河川の汚濁による補償の問題、さらに漁業補償の問題等の要求が、和歌山からいま出されておるわけですけれども、あわせて和歌山県は、こういう川の水が長い間濁るというのは、ダム上流の治山治水、いわゆる山腹砂防とか、あるいは治水堰堤、治山堰堤、こういう砂防工事が完全になされていないところ心その原因があるのではないかということで、漁業補償なんかとあわせて、ダム上流の
○井上(泉)委員 そういうふうに、林野庁長官も、場所は、高知のことはよく御承知だと思うのですが、円行寺地域で山崩れがして、農地も人家も非常に埋没をした地域でありますので、あの地域の状態から考えて、山腹砂防についてはやはり農地の復旧とぺースを合わせてひとつやっていただきたいということを私は強く要望すると同時に、これはやはり、先般災害を受けると、どこの市町村長も、本省へ本省へと陳情に来るわけです。
それから、その上流の地帯でもう土砂で非常に埋没して、土砂、土石流で全般的に農地がどうにもならないような状態になっておるので、そういう点におきましてはこれはやはり農林省サイドで、防災的な山腹砂防というようなものがやられねばならないような場所、地域というものがあるわけですが、この農地を守るためにはやはり山腹砂防をきちんとしなければならぬわけです。
で、御承知のとおり、前の、河野一郎氏が建設大臣のときに、あの人が農地と河川の、いわゆる建設省と山腹砂防について、川と山の間に、非常にごたごたごたごたしていたので、役人を交換をして、そのいわゆる接点についてうまくやれるような方法を講じて一時非常に進んだんです、あれは。で、役人も交換した。またそのうちにやめちまった。
といいますのは、林野庁のほうでは、国有林はもとより、民有林、公有林を含めて、植栽に力を入れ、山のはだ荒れ防止、山腹砂防というようなことに力を入れておられ、その限りにおいては、ほっておいた時代よりも山の安定度は増しつつあると私は見たいのであります。見たいのでありますけれども、最近は、いろいろな角度から山にまた別の力が入りだしてきた。
そしてそれゆえに、山腹砂防であるとか渓流に対する対策というものを怠られてしまいますと、取り返しのつかない山の荒れを生ずる。そしていまや、おことばにもありましたように、緑の保全こそが、育成こそが大切だといわれてきますと、それこそ、さっきは国土新時代と言ったが、あらためて森林時代のように思われるのですよ。一本の木というものも大切なんだというときを迎えた。
それはもう、歯どめがありましょうが、山腹砂防をやろうが、何もかも一緒くたに押し流されておる。もしもそれを、先ほどから議論がありますが、もとの位置に原形復旧して家を建てるというようなことになりますると、経済効果あるいは社会的な効果というものは全くこれはゼロであります。
私は一番治山治水、国土計画の面から見て気にくわないのは、建設省が砂防予算を取ると、それに見合っている山腹砂防の予算を取るのが林野庁の癖なんです。いつもいつも同じような金額が、きまったような金額のところがあるわけではございません。どっちかを見合って、話し合うか、見合うか知りません、とにかく似たようなものをやっている。
砂防予算を建設省が一応取ると、すぐ山腹砂防の同額程度の予算を取るというような、結局各役所のセクト主義ですね。自分の勢力分野を守るために、そういう要求をするのがいままで往々あるんですから。水の分配を、とにかくおれのほうは取っておかなきゃならないというので、きているものなのか。 私は、そういう国民生活に必要な水というものは、どこまでも豊かにしなければならぬと思うのです。
同市からは、激甚法の適用、山腹砂防事業の促進、中ノ川、椋川等中小河川の早急な改良復旧、鈴鹿川の直轄河川区域を同市まで延長し改修の促進をはかること等について、熱心な要望がありました。
そうすると、砂防事業でも流域砂防と山腹砂防と二つに分けてなわ張り争いしたのが、いままでの農林省と建設省の争いです。今度の場合も道路予算なら道路予算であとは河川局のほうでどうこれを技術的に——これは水の問題ですよ。水の問題にどう対処するかということを専門にやらすことが必要なんです。きょうここに林野庁の人来ていますね。
そう考えてまいりますと、これは絶対に砂防施設によって、山腹砂防はもちろん河川砂防も渓流砂防も、ともに吉野川の改修工事において絶対欠くことのできない工事だと考えますが、そういうふうな点どういうふうに考えているか。何かこれからの御計画があるのか、お伺いしたいと思います。私どもかつて参議院で非常に尊敬しておりました赤木正雄博士がその地帯で青年時代に非常に苦労した。
そうして早く山腹砂防をやって、小さいうちにこの大沢くずれを防がなければいけない。これは学者を集め、いろいろな専門家が集まって研究しているのですよ。山梨県、静岡県両県、各先生方にいろいろお知恵を拝借して研究してきたわけですよ。それが技術的にかなりむずかしいのですね、あすは。したがっていませっかく直轄で十カ年計画でやっていただく、これは最初に申し上げたように感謝しているわけです。
いまのような心配は河川局にもしてもらわなければならないのでありますが、渓流砂防、山腹砂防などに対しまして、河川局方面ではいかなる対策を持っておられますか。私は時間がありませんからごく端的にお伺いいたしておきます。
その場合、ここはどうも道路のふちなんだから、建設省の山腹砂防ですね、それがあなたのほうの守備範囲になっていくようになるのか、あるいは渓流がそばにあるのだからこれはやはり建設省だ、こういうようななわ張り争いにならずに、河川から上は何メートルまでは建設省で、ここからは林野庁だと、こういうような、ぴしっと何か基準になるようなものがございましょうか。
しかし、災害が災害を呼びまして、かかる被害額を出したのでありますが、特に今回の災害の特徴としては、いわゆる谷といいますか、沢が、山腹の崩壊によりまして沢、谷等から水と土砂を流出して大きな被害をもたらしたのでありますから、いわゆる山腹砂防、河川砂防等を早く完成を願いませんと、被害はあとからあとから出てまいりますし、住民も雨が降りますと不安の中におののいておるのでありますから、進度率等につきましても、特
さらに林野庁の関係につきましては、先般も御質問申し上げましたけれども、山腹砂防をできるだけ緊急治山として取り上げていただきまして、早急に復旧をはかっていただかないと、さいぜんも申し上げましたように、災害がさらに災害を呼びまして、被害を甚大にいたしますので、そういう点に対する林野庁としての対策をあわせてお聞きいたしまして、本日は私の質問を終わりたい、こう思うわけです。
そういう場合に、ある程度の間隔を置いて傾斜をうんとゆるくするか、あるいはそれに山腹砂防を施すというようなことをしてもらわなければ困るんだということをひとつ申し入れになるかどうか。だれかおわかりの方ひとつ……。
○玉置委員 私がいま申し上げておりますのは、山腹砂防を必要とするような傾斜の非常に強いものが多いですから、その点もひとつ法案が通りましてからよく御検討いただきたい、かように思います。 そこでもう一点、採取計画のところにいろいろな点がございますけれども、非常に目につきますのは、ある一地点に自動車が一日三千台近く、あるいはそれ以上集中をするわけであります。
従来ともに御承知のように建設省それ自体というものを国土開発省にしたらどうか、たとえて申し上げるならば砂防関係において建設省でもやっておるが、山腹砂防といって農林省でもやっておる。ところがお役人各位からするとみんらそれぞれの理屈がついております。
しかしながら、砂防事業の施設区域内、要するにその広さを見た場合には、これはいま渓流砂防を行なう場合、その堰堤の広さ、堰堤の大きさ、規模というものから算定はできますが、いまの説明は、しかし、林野庁が行なう山腹砂防の場合には、そういう種類のものはないわけなんですから、やはり一定の区域というものをきめて予算請求の基準としているのだろうと思うのです。
そうすると、具体的な工事個所というものをきめて、これには当初から山腹砂防工事に付随する、関連する渓流の堰堤をつくるのだということが積算されて、もし言えば、それが規模から言うと、一ヘクタール百五十万円という平均単価になるのだということなんですね。
○田中一君 林野庁に聞きますが、この急傾斜地崩壊対策事業、これはあなたのほうのやっている山腹砂防等にも、その地点が同じところにあるものがあるんじゃないかと思うんですが、その点はどうですか。